Dictionary

ずんぐりむっくり

ずんぐりむっくりとは、背が低くて太っているさま。物が太くて短いさまを強めていう語。

丈が短く太い様をいう「ずんぐり」に「むっくり」を重ね強調した語。

「ずんぐり」も「むっくり」も、個々には江戸時代から用例が見られるが、二つが合わさった「ずんぐりむっくり」が見られるのは明治以降である。

「ずんぐり」の語源は、独楽(こま)の古名「つむくり」で、独楽の形状からとする説。

上から下まで太さが変わらない意味の「ずんど・ずんどう(寸胴)」の「ずん」と、擬態語の語尾に使われる「くり・ぐり」が組み合わさったとする説がある。

「むっくり」は、「むくり」「むっく」などと同じく、やおら起き上がるさまを表す言葉であるが、丸みがあって弾力に富んださまも意味する言葉で、「むっちり」などと通じる。


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Last-modified: 2018-02-24 (土) 11:03:36