セクハラ録音は「犯罪」＝自民・下村博文が発言、撤回し謝罪

セクハラ録音は「犯罪」＝自民・下村博文が発言、撤回し謝罪†

セクハラを疑われる福田淳一の発言を録音したテレビ朝日の女性記者の行為について、自民党の下村博文が非公開の会合で「ある意味犯罪」などと発言していたことが2018年4月23日分かった。共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じたのを受け、下村博文がコメントを発表。事実関係を認めて謝罪した。

下村博文はコメントで発言を撤回する一方、録音に関し「オフレコの会話を隠し録音することは取材倫理違反だ」と指摘。犯罪発言に及んだ背景について「女性記者は、はなから週刊誌に提供する意図で隠し録音をしていたのではないかとの疑念が生じた」ためと釈明した。

下村博文の発言について、共産党の小池晃は2018年4月23日の記者会見で「被害者を犯罪者扱いする極めて異常な発言だ」と非難。民進党の増子輝彦も「女性に対する思いがない。議員に値するのかと憤まんやる方ない心境だ」と語った。