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交番で銃撃…逃走、身柄確保の19歳巡査を逮捕 拳銃も発見

滋賀県彦根市南川瀬町の滋賀県警彦根署河瀬駅前交番で、同署の井本光(あきら)巡査部長(41)が拳銃で撃たれ死亡した事件で、県警は2018年4月12日、同市に隣接する同県愛荘町(あいしょうちょう)内で身柄を確保した同僚の男性巡査(19)=同市=を殺人容疑で逮捕した。巡査は逮捕時に拳銃を所持していなかったが、2018年4月12日朝、同県豊郷(とよさと)町内で発見された。県警は、男性巡査と井本巡査部長との間にトラブルがなかったかなど、動機や犯行の経緯などについて詳しく調べる。

井本巡査部長は2018年4月11日午後8時45分ごろ、河瀨駅前交番で、後頭部と背中を拳銃で撃たれ、椅子に座った状態で血を流して机の上に突っ伏しているのが見つかり、間もなく死亡が確認された。

県警によると、この約30分前の2018年4月11日午後8時15分ごろ、愛荘町目加田で、県警のパトカーが田んぼに突っ込んでいるのを発見。同県警東近江署員が河瀨駅前交番のパトカーと確認し、彦根署員が同交番に向かったところ、倒れている井本巡査部長を見つけた。

交番で井本巡査部長と一緒に勤務していた男性巡査の行方が分からなくなっており、県警で行方を追っていたところ、2018年4月12日午前1時35分ごろ、愛荘町内で発見し、身柄を確保した。巡査は行方不明当時、拳銃を持ったままで、最大で3発の銃弾が残っている可能性があった。

県警によると、2018年4月11日は午前8時半から、井本巡査部長と男性巡査の2人が交番で勤務していた。男性巡査は2017年4月に採用され、2018年1月29日に彦根署に配属されていた。

現場となった河瀬駅前交番はJR東海道線河瀬駅前の、商店や住宅、ビルなどが立ち並ぶ地域にある。


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Last-modified: 2018-04-12 (木) 09:36:40