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新潟県の米山隆一が辞意…文春が“女性問題”掲載予定

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任期を2年半残し、唐突すぎる辞意だ。

新潟県の米山隆一が辞職の意向を固めたという。関係者によれば、今週発売予定の「週刊文春」が米山の女性問題を掲載することが理由。同誌の取材を受けた米山は2018年4月16日夜、支援者らと緊急会合を開き、対応を協議。「辞任やむなし」との結論に至ったようだ。民進党など県政与党はすでに後継候補の検討に入った。

米山は2016年10月の知事選で、共産党社民党自由党の推薦で初当選。東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重だった泉田裕彦の路線を引き継ぎ、自公推薦の候補を破った。就任後は、再稼働の是非の判断に向け、県独自の検証委員会を設置。2018年1月には、資源エネルギー庁長官に「国の決定に左右されず判断するのが安全最優先だ」と反論するなど、再稼働に慎重姿勢を続けてきた。

知事の辞職から50日以内に行われる知事選は、再び政権与野党が激突する可能性が高い。結果次第では原発再稼働が一気に進んでしまいかねない。

また、米山の選挙を含め、新潟では野党共闘の形で、2016年参院選、2017年の衆院選で勝利を挙げてきた。米山辞任は野党共闘にも影を落としかねない。


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Last-modified: 2018-04-18 (水) 10:42:36