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日報発見の3日後に「存在せず」 陸自研究本部が虚偽報告か

防衛省は2018年4月10日の参院外交防衛委員会で、2017年3月27日にイラク派遣時の日報に関する情報公開請求があり、陸上自衛隊の研究本部(現・教育訓練研究本部)が3日後の2017年3月30日に「存在しない」と陸上幕僚監部に回答していたことを明らかにした。研究本部は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題に関する特別防衛監察の過程で、2017年3月27日にイラク日報を発見していた。

研究本部の担当者は「南スーダンの日報を調べていたので、イラク日報は報告の必要があると認識していなかった」と説明しているという。だが、発見から3日後にイラク日報に関する情報公開請求に「存在しない」と回答していたことで、必要性を認識しながら虚偽の報告をした可能性が高まった。

防衛省は、日報が研究本部内のどの範囲で共有されていたかなどは「調査中」としている。


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Last-modified: 2018-04-11 (水) 11:22:16