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柳瀬唯夫元秘書官が漏らす 職員と「会ってないとは言えない」

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加計学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県の職員が2015年4月に柳瀬唯夫らと面会した際に「本件は安倍晋三案件」と発言したと記録した「愛媛県文書」。これに関して、柳瀬唯夫が2017年7月、「(愛媛県職員らに)会っていないとは言えない」と周辺に説明していたことが分かった。2018年4月17日の毎日新聞が報じた。

柳瀬唯夫は2017年7月、参考人として出席した参院予算委で「記憶にない」を連発して面会自体を否定。「愛媛県文書」が公表された後も「記憶の限り会っていない」とのコメントを出している。

政府関係者によると、柳瀬唯夫は参院に呼ばれた前後、2015年4月2日の面会について、官邸内の会議室で、国家戦略特区担当だった内閣府の藤原豊と加計学園関係者のほか、4~5人の関係者と面会したと説明。柳瀬唯夫は「名刺交換をした記憶もなく、同席者が誰かは確認しなかった」「職員と会っていないとは言えない」などと語ったという。「記憶にない」どころか、実際には面会の可能性を認識していたわけだ。

一方、2018年4月17日のNHKによると、この面会当日に内閣府から文科省に「本日15時に今治市などが官邸を訪れる」などと記されたメールが送られていた。「愛媛県文書」は文科省内には保管されていないようだが、このメールが発見されたことで、愛媛県や今治市などの関係者の官邸訪問が裏付けられたわけだ。

来週にも国会に呼ばれる予定の柳瀬唯夫は、いよいよ崖っぷちに追い込まれた形だ。


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Last-modified: 2018-04-18 (水) 10:52:22