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財務省「中間的な報告はしない」改ざん問題の調査結果「全貌掌握が必要」

参院財政金融委員会は2018年3月22日、麻生太郎が出席して所得税法改正案の質疑を行った。財務省の矢野康治は、同省で進めている森友学園に関する決裁文書改ざん問題の調査結果について「中間的な報告をするつもりはない」との方針を明らかにした。民進党の礒崎哲史への答弁。

矢野は中間報告を行わない理由について「一部の聴き取りや書類の調査結果が、その後の調査結果と食い違った場合、無責任な報告になってしまう」と説明。「調査はきちんと尽くして全貌を掌握する必要がある」との認識を示した。

最終的な調査結果の報告時期に関しては「確たる時期は言えないが、できる限り早くまとめたい」と述べた。

質疑では、自民党の徳茂雅之のほか、礒崎らが質問。政府はこれまで、改ざんは財務省理財局の主導で行われたと説明している。


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Last-modified: 2019-10-28 (月) 12:20:55