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財務省は戦々恐々…矢野康治に囁かれる“次のセクハラ

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アノ人で本当に大丈夫なのか?――。

事務次官、国税庁長官と次官級ポストの辞任が相次ぎガタガタの財務省内で、新たな不安の声が広がっている。その理由が驚きだ。福田淳一の後任として「次官代行」に就く矢野康治の人事である。しかも「セクハラ言動が飛び出すのではないか」というから穏やかじゃない。

矢野康治といえば2018年4月18日の衆院予算委で、財務省福田淳一セクハラ疑惑で被害女性の記者に名乗り出るよう求めていることを憤る野党議員に対し、「(名乗り出ることが)そんなに苦痛なことなのか」と逆ギレ。時折、質問者を小バカにするようなふてぶてしい態度と、そのメガネ姿から「リトル佐川宣寿」と呼ばれている。セクハラの認識が低いとの指摘には「私は相当高いと思います」と断言していただけに「セクハラ言動」が懸念されているなんて、にわかに信じがたい話だ。

矢野康治と一緒に飲んだ女性記者がこう言う。

「酔っぱらって体に寄りかかってくることはしばしば。『奥さんが怖い』なんて言いながら、ベロベロになった姿も見ていますね。ただ、それをセクハラと捉えるかどうか。ちなみに、ショパンの曲をピアノで弾かせるとうまいですよ」

安倍晋三と同じ山口県出身。一橋大経済学部を卒業し、1985年に入省。主税局総務課長や審議官など主税畑を歩んできた。

「ざわつく省内で矢野康治が強気でいられるのは、菅義偉の存在が大きい。第2次安倍晋三内閣で官房長官秘書官を務めていましたからね。東大卒ばかりの“最強官庁”で、一橋大卒の矢野康治が次官候補まで上り詰めたのは、菅義偉の覚えがめでたかったからだともっぱらです」(財務省担当記者)

■家庭では2人の娘の父親 2005年には「決断!待ったなしの日本財政危機―平成の子どもたちの未来のために―」(東信堂)を上梓。日本の財政を分析した内容で、<あとがき>では財政赤字を先送りする日本の将来をこう憂えている。

<私には2人の娘がいますが、その無邪気な寝顔を見ていると、時折りなんともいえない申し訳ないような思いに駆られます。(中略)これから有権者になる平成生まれの若者たちや、これから生まれてくる未来の日本人たちに、彼ら/彼女らが胸を張って祖国を語れるような恥ずかしくないきちんとしたを引き継いでいきたい>

娘が2人もいるのであれば、福田淳一セクハラ被害に遭った女性記者の深刻な訴えは届くはず。くれぐれも間違いがないことを祈るばかりだ。


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Last-modified: 2018-04-25 (水) 12:24:30