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魔砲少女

魔砲少女(まほうしょうじょ)とは、魔砲を用いた強力な砲撃を行う少女たちのことである。魔砲そのものについても本項に記載。

概要

かつては実際に神や悪魔と言った人類以外の存在との契約により砲撃を行っていた少女を指していたが、現在では契約の有無や発射方法を問わず、魔砲による砲撃が可能かどうかのみで判断される。

言語自体は魔法を使用する少女である魔法少女から便宜的に採用されているが、行為そのものは魔法少女と言う言語が誕生する遥か前から存在しており、かつて彼女達の行為が何と呼ばれていたかは未だ明らかになっていない。これは記録が残されていると思われる過去の大きな戦いに関わる資料や、歴史上における大国の文章類からは、それらしき記述はあるものの畏怖の対象・神聖な存在などとされ呼び名が無いか、あるいは資料そのものが失われてしまっているからである。

現代では魔法少女の中にカテゴライズされてはいるが、何故か使用者の多くは一目で分かる程異質な悪魔、魔王、冥王的人物であることが多く、魔砲そのものの外観(後述)とも相まって、伝統的な魔法少女とは異なり畏怖や崇敬の対象となっている場合が多い。

砲撃はあくまで魔砲による砲撃である事が条件であり、通常兵器を用いる少女は該当しない。

魔砲の技術的解説

魔砲少女の砲撃は、膨大なエネルギーを使用者自身のごく至近距離に収束させ、それを正面方向にある程度の時間放出(照射)する形で行われる。物体ではなくエネルギーそのものを発射することから、火薬の爆発的燃焼を用いて弾体を射出する大砲(Artillery)や、電磁力を用いて弾体を射出するレールガン/EMLとは明確に区別される。外観として最も典型的なものは、収束されたエネルギーが円柱~円錐状に発射点から前方へ放出される形態である。放出時間は長いもので十数秒程、大きさは円柱状の場合直径が十数メートルに達するものもあり、相当量のエネルギー量であると推測される。この多少の誤差や対抗側の防御手段をものともしない圧倒的な外観は、現代の「低価格・必要最小限の火力・高命中精度」を追及する「スマートな」砲撃とは全く正反対のものであり、使用者の魔王的要素を増大させている。

発射速度・放出時間・大きさいずれも同じ使用者でもある程度変動がある事が分かっており、これには本人の精神状態が大きく影響している様である。特に使用者自身や使用者の友人などが危機に陥っている場合は各要素が強化される傾向にある。この傾向はいわゆる熱血型・情熱型の使用者であるほど顕著である。

運用形態が近く、また放出されたエネルギーの外観も近いものとしては、20世紀終盤に一般に広まった特殊技能である「かめはめ波」が挙げられるが、こちらが発射まで数秒から数十秒の充填時間と特定の発射姿勢・掛け声を要するのに対し、魔砲少女の砲撃の場合は基本的に発射時の制限は無く、発射速度も最も高速なものだと、敵の攻撃が自身に接触した瞬間に発射態勢に入り、命中部を損傷する以前までの極めて短時間で発射が可能なものがある。しかしながら前者が修行を積めば男女問わず使用出来る可能性があるのに対し、後者は少女しか使用出来ない(一部の少女を卒業した使用者は特殊な方法でこれを克服した)点で、汎用性に劣る。

著名な魔砲少女

一部人物は前述の通り畏怖の対象となっている為、日常生活において敬称なしで人物名を使用した場合トラブルの原因となる事があるので注意する事。

林原めぐみ

絶望少女達

高町なのは

霧雨魔理沙

巴マミ

関連項目


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Last-modified: 2018-03-12 (月) 21:21:36