CentOS7

SSH転送(ポートフォワード)でリモートデスクトップ接続

RLoginのSSH転送(SSHポートフォワード)機能を利用した、便利な使い方。

便利な使い方というのは、SSH接続したセキュアな経路を利用し、SSHサーバ(接続先)と同じセグメント(ルーティングされてあれば別のセグメントでもOK)にあるWindows機にリモートデスクトップで接続するといった使い方になります。

自宅サーバにリモートからSSH接続できる環境があれば、その暗号化されたセキュアな経路を利用し、自宅サーバ経由で同じセグメントにあるWindows機に、リモートデスクトップサービス経由で比較的安全に接続できる環境が簡単に構築できる事になります。

前提

RLoginの設定

  1. まず自宅サーバに「RLogin」を使用してSSH接続を完了します。
  2. 続いて「表示」メニューから「オプション設定」を選択します。
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  3. 「オプション設定」画面が表示されますので左メニューの「プロトコル」をクリックします。
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  4. 「プロトコル」画面が表示されますので「ポートフォワード」ボタンをクリックします。
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  5. 「SSH2 ポートフォワード」画面が表示されますので「新規」ボタンをクリックします。
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  6. 「SSH2 ポートフォワード設定」画面が表示されます。
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  7. Listenedの「Local」を選択。
  8. ListenedHost Nameに「127.0.0.1」を入力。
  9. ListenedPortに「13389」を入力。(これは任意のポート番号)。
  10. ConnectHost Nameに「自宅Windows機のローカルIPアドレス」。
  11. ConnectPortに「3389(デフォルト)」を入力
  12. 「OK」をクリックします。
  13. 「SSH2 ポートフォワード」画面に追加されました。これで設定完了です。
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  14. 「OK」ボタンをクリックします。
  15. 一旦、SSH接続を終了して、再度SSH接続します。
  16. Windows PowerShellを起動して「netstat -an」コマンドを実行します。
  17. 先ほど設定したポート(13389)の待ち受けが確認できます。黄色枠の「127.0.0.1:13389」部分が、今回の設定で追加された所です。
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リモートデスクトップで自宅Windows機に接続

  1. まずリモートデスクトップ接続を起動します。
  2. コンピュータ欄に「127.0.0.1:13389」を入力し、「接続」をクリックしてください。(接続先=Windows機のIPアドレスでは無いので、ご注意ください!)
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  3. リモートデスクトップのログイン画面が表示されます。 ユーザ名・パスワードを入力し、通常通りログインしてみてください。
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添付ファイル: file18.jpg 217件 [詳細] file17.jpg 215件 [詳細] file16.jpg 232件 [詳細] file15.jpg 296件 [詳細] file13.jpg 220件 [詳細] file14.jpg 233件 [詳細] file12.jpg 276件 [詳細] file11.jpg 228件 [詳細] file10.jpg 277件 [詳細]

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Last-modified: 2018-08-14 (火) 10:26:30