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佐川宣寿、退職金5千万円弱 処分不自然と野党追及

2018年3月20日の参院財政金融委員会は森友学園を巡る文書改竄問題を審議し、財務省佐川宣寿の退職金が規定により約4999万円になることを明らかにした。減給の懲戒処分に伴い約66万円が減額されるとし、現時点では支払われていないと説明した。

野党側は、財務省が文書書き換えを認める前に佐川宣寿を辞任させ、同時に処分も下した対応の不自然さを追及した。

佐川宣寿は2018年3月9日付で辞任し「行政への信頼を損なった」として処分も受けた。財務省はその後2018年3月12日になって文書書き換えを認め、その事実を麻生太郎が知ったのは2018年3月11日だと説明している。

2018年3月20日の委員会では、民進党の大塚耕平らが「事実関係を認定する前に処分するのは理解できない」と問いただした。これに対して麻生太郎は「処分なしで退職を認めるわけにはいかないと考えた」と説明する一方、佐川宣寿の処分理由に改竄は含まれていないと答弁した。


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Last-modified: 2018-03-20 (火) 20:45:30