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サービス残業

サービス残業(-ざんぎょう)とは、主に日本にみられる主要な産業の一つ。「生産の3要素の壁」を乗り越え、資源や環境容量の限界の問題を解決する糸口をもたらす産業として、近年注目されている。サビ残、錆残などと略される。

スポーツとしてのサービス残業は、エクストリーム・サービス残業を参照のこと。

概要

「第一次産業、第二次産業に含まれないその他の産業」と定義されている「第三次産業=サービス業」の用語をもってしても、うまく定義できない産業形態として、仮にサービス「残」業の名が与えられている。

サービス残業をいかなる産業として分類するかについては、第三次産業の変型とする見方もあるが、「オフィスのような第二次・第三次産業によって作り上げられた空間の存在を前提として成立する産業」であること、「空間に時間軸の概念をうまく取り込んだ四次元的な産業」であることから、「第四次産業」に分類する説が近年では有力である。

なお四次元ポケットを持つとされるドラえもんに「第四次産業という名前をどう思うか。」と聞いたところ「確かにポケットから労働時間が沸き出でくるみたいだからこれで良いんじゃない。22世紀でも行われているし。」と肯定的であった。

特長

産業を成り立たせるには、当然のことながら何らかの財やサービスを生産することとなる。それにあたり、自然・労働・資本のいわゆる「生産の3要素」の投入が必要である。既存の産業は、これら3要素に対し相応のコストを支払うこととなる。これが「生産の3要素の壁」である。これに対しサービス残業は、このうち労働の投入に伴うコストを不要にするという、画期的な生産体系を実現した。

なお、サービス残業の進化形として、サービス出勤というものも存在する。

特典

サービス残業をする従業員にも強力なメリットが存在する。ずばり、出世できることである。従業員はサービス残業と引き換えに社会的なステータスを手に入れることができ、出世街道を思いのまま進むことができる。ただし、保証はされておらず、ぶっちゃけサビ残をした時間よりも上司の好みの方が大きなウェイトを占めているのが現状である。

対象者

サービス残業は何も正社員だけの特権ではない。別に派遣社員やアルバイトであってもサービス残業をすることができ、実際にしている人物もたくさんいるとされる。ただし経営陣の権利ではないため経営者や役員など管理職とされる人たちはサービス残業をすることができない。

サービス残業の手法

タイムカードを押した後に仕事をする

出勤簿の偽装

「残業するな」という規定を作る

職場外で仕事をさせる

管理職に昇進させる

社内奉仕活動

飲み会

リストラ候補への最後の切り札(よく言えば査定、悪く言えば罠)

ホワイトカラーエグゼンプション

近年このサービス残業をさらに広げようとホワイトカラーエグゼンプションという制度が経団連によって提唱された。この制度は一定の給料を貰った人であれば誰でもサービス残業をさせることができるという画期的なものである。しかし、いきなりこんなすごい制度を導入しても良いのかという変革を嫌う一部の有力者の反対にあい導入は反対勢力に属する有力者に先送りの呪文を唱えられたことにより見送られることとなった。

サービス残業の敵

人事部

労働基準監督署

マスコミ

サービス残業を妨害されない、悟られないために

健康診断を受けさせない

休暇簿を偽造

学校だと思わせる

残業の押売

やりがいという報酬を用意する

自称健全な経営者の皆さん、リスクは非常に大きいが、やって損はない。バレたら素直に訴えられたりバクられればいいだけの話さ。


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Last-modified: 2019-10-28 (月) 23:02:00