Dictionary

走り屋

走り屋(はしりや)とは、暴走族の一氏族の信仰を祖とするカルト教団のことである。

概略

走り屋は、暴走族の一派であるが、お互いに「邪教」であると非難し続け、3000年の暗黒史がある。体育会系であり、教祖と呼ばれる年配者はと崇められ絶対的な権力を持っている。 死にたいと思った奴が速くなるそして生きたいと思った奴が上達しない。

歴史

初期においてその人たちは、暴走族特有の宗教観を残していた。民族衣装を身にまとい、鉄馬の装飾にも民族的美意識が見えたようだ。しかし、その信仰において他の暴走族と異なっていた。つまり、鉄馬への信仰が強かったのである。

伝説によると、鉄馬は轟音と共に地を駆け谷を下り、どのような駿馬も太刀打ちできなかったと言う。この伝説を重視したある氏族が、鉄馬で誰よりも速く走ることこそがカミナリ族本来の姿であると考えるようになった。やがてこの信仰は暴走族以外の者にも受け入れられ、一民族宗教から世界宗教へと変貌する。

新たな信仰である「走り屋」は民族の枠にとらわれない。現在では日本のみならず欧米各国に信者がいる。彼らは日本の鉄馬(つまり日本車)をの道具と考え、海外でも日本車に乗る走り屋が多い。こうした課程で彼らは、民族衣装である特攻服や、民族的美意識を体現した族車を捨て、鉄馬をより速くすることに没頭した。現在の走り屋は、祖である暴走族とは異なる部分が多い。

教団の姿

教徒の生態

彼ら教徒の生態は、時に蔑視の、時に畏敬の念をもって「GKBRのよう」な生態をしているといわれている。

それは、暖かくなるとどこからともなく沸いてきて、殺虫剤を吹きかけたり丸めた新聞紙で叩こうとすると散り散りになって逃げようとするGKBRの様子と、彼ら教徒の、春になるとどこからともなくやってきて、警察が彼らを駆除しようとすると散り散りになって逃げる様子が同じだからである。

しかし、どうしてゴキブリと走り屋の生態が似ているのかについては、まだ明確な結論は出ていない。

分派

走り屋たちは、その信仰形態により、いくつかに分派している。

最高速分派

初期の信仰を最もよく残している分派である。かつては東名レースと名付けられた大規模な礼拝を行っていたが、現在では各地に分散している。最大の教会が湾岸線で活動している。「速い=えらい」と考える単細胞の集団で、直線道路なのに炎上している珍車がたびたび目撃されている。二輪車の最高速分派も存在するとの伝説もある。有名なものでは、「悪魔のZ」と呼ばれるKAWASAKI・Z1、「湾岸の皇帝ブラックバード」と呼ばれるHONDA・CBR1100XXなどがある。しかしオートバイとは空想上の乗り物であるため、目撃者の見間違いであるとされている。

ローリング分派

速く走るとは高い技術を持つことであると考える分派。このため、技術を要求される峠道を礼拝の場とする。一部の信者は礼拝の場をレースへと移しているが、多くの信者は夜の峠道を神聖な場所であると信じ、それを守り続けている。彼らは非信者との交流を「穢れ」と考えており、礼拝する姿を非信者に見られることを嫌っている。カーブをよろよろ走ることから命名された分派。

ルーレット分派

やはり、速く走るとは高い技術を持つことであると信じる分派。ローリング分派と異なる点は、非信者との交流を嫌っておらず、むしろ示威行動として人目をはばからずに礼拝することである。このため、礼拝の場として円形の魔方陣が用いられる。

ゼロヨン分派

最高速派との共通点が多いが、速く走ることではなく、瞬時に「速さ」に到達することを重視する。ときにドラッグ分派と呼ばれるが、これは、彼らの鉄馬に乗ると「麻薬 (drag) 参考:WONTECに侵されたように意識が朦朧となる」ためである。珍車はすぐに壊れてしまうので、400m以上走行することは不可能。

ドリフト分派

行き過ぎた「速さの追求」への反動として、またドリフターズといえば「体を張った笑いの追求」であるとし、かつての暴走族としての姿に戻りつつある分派。速く走ることを捨て、鉄馬で自慰示威行為をすることを重視する。この分派の信者は民族衣装こそ身につけないものの、その鉄馬は族車とよく似た装飾が施されている。また、性能が悪い安物のツルツルタイヤを履くなど、貧乏人の巣である。←また、性能が悪い安物のツルツルタイヤを履くなど、貧乏人の巣である。とおかしなことを書いてあるが、実際ドリフトに高級なアドバ●とかのグリップがある、タイヤを履かせるとドリフトできないのである。わざと後輪にツルツルタイヤを履かせるとドリフトしやすくなる。

ハチロク分派

この教団を主題にした聖書の物語の影響により、卜ヨ夕自動車の「ハチロク」と言う30年以上も前のボロ車最高の鉄馬に、トヨタのトラック用エンジンをベースにしたヤマハ発動機製作の4AGというヘタレエンジン最高技術の結晶の蹄鉄を取り付けて、峠を聖地としている宗派。ハチヲタ使徒と呼ばれる布教者達を中心に、主に鉄馬に乗り始めたハチロク小僧若い教徒の間で非常に厚く信仰されている。聖書に記されている他の車に乗る者も存在する。

ただし、一応宗派の1つに分類されているが正確には教徒ではなく、聖書の物語に憧れているだけの集団であり、他の多くの宗派、おおむね聖地を共にするローリング分派から嫌われている。また聖書の持つ強力な力に取り込まれてしまい、現実と物語を一緒にして考えてしまうことも少なくない。聖地たる峠で事故を起こす大バカヤロウ殉教する者はこのハチロク分派である確率が高い。

歩行派

民族衣装を身に着け、雄たけびを上げながら、田舎の寂れた商店街を歩く団体もいる。本来は走りたいが、根性も体力も無いことから歩行走行となっている。

その他の先鋭的分派

極限まで速さを求め、ついには信仰形態すら捨てた信者も少なくない。こうした信者はレースなどの競技の世界に足を踏み入れることがある。多くの走り屋は、こうした行き過ぎた信仰を快く思ってはいないが、信者同士の干渉が少ないことも教団の特徴であり、彼らは他の信者からは放置されることが多い。

重要人物

土屋圭市

しげの秀一

巨摩郡

雨宮勇美

東本昌平

関連項目


トップ   編集 凍結解除 差分 履歴 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2018-05-10 (木) 13:51:38