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暴走族

暴走族(ぼうそうぞく)とは、凶暴で暴走しつづけなければ死んでしまう民族。マグロは泳ぎ続けなければ死んでしまうことになぞらえ凶暴マグロ族とも呼ばれる。最近では「ダサイ族」「珍」「珍走族」なんて呼ばれている。

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この通り、ナポレオン閣下にもその趣味があったようだ。「私のテクニックに不可能は無い!」

概要

この民族は主に日本にいる遊牧少数民族で、かつては、北は北方領土から南は沖ノ鳥島まで、日本各地でコロニーを作って慎ましく生活していた。

しかし、彼らの脳は走り続けないと死んでしまううえ、非常に繊細かつ脆弱であるため、急速に社会が高度化し始めた高度経済成長期以降に、コンピュータや情報処理などの技術面での発達、また各種マスメディアが垂れ流す情報の圧力に耐え切れず、脳を従来持っている機能以上に酷使させられることとなった。この結果、オーバークロック状態に突入、暴走してしまいやすいという問題が生まれている。

こうして脳を酷使し続けた結果、脳内の神経回線が断線する「キレる」と呼ばれる現象(故障)も頻発、そのまま社会から脱落してしまう問題も起きている。このため彼らの脳に負担を掛けないよう、教えるカリキュラムは控えめ、適度に休息を設けるゆとり教育導入の1990年代以降に、暴走する問題は減る傾向が見られる。

ただ、このゆとり教育が「社会の最低ラインに基準を求めるのか」という問題も生んでおり、近年では暴走族を締め出した高度教育を初期から行う中高一貫教育などの動きも見られ、殊更民族意識の高い暴走族の中には苦言を呈する者もいる。

文化

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暴走族の宗教儀式が行われた痕跡
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族車。彼ら独自の美意識が反映されている。
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族車のミラー。天使と書くことによる処女アピール。
なお、処女アピールは公然わいせつにあたるため逮捕されている。
(テロップの道路交通法違反は誤植)

暴走族は、一般的には日本の文化・言語を表面的な部分でのみ継承しているが、その一方で民族意識が高く、独自の固有文化・言語を持っている。その多くが暴走しやすい民族性を如実に表しており、漫画などではしばしば面白おかしく描かれるのが常であるが、公的なメディアに彼ら固有の文化が載るのは民族帰属意識を刺激するのか、彼ら自身は漫画に取り上げられることを歓迎しており、暴走族漫画漫画内の一ジャンルを形成するほどである。

彼らはその文化において、近代的合理主義に反発しており、非合理的・非論理的な美意識を持っている。その発露がオートバイの「電飾満載」や「前方視界を悪化させ、転倒すると破損するロケットカウル」や、自動車一般の「空力特性を無視した無駄に巨大なスポイラー」や「走行性能の著しく低下する低車高車」に、また双方に共通して「排気音を消すどころか拡大させるマフラー」に現れている。

遊牧、移動のためにバイク、車を所有することが多いが、特攻服と呼ばれる民族衣装を着用して集団で繁華街や祭りの雑踏を練り歩いて示威行動を行う集団も少数ではあるが確認されている。

このように極めて自己主張の強い性格の民族であるが、自動車内とナンバープレートのアピールに関しては消極的である。

なお、桜田門組とは昔から激しい抗争を繰り返している。

民族衣装など

この民族はこの非合理的な美意識のためか、所有する車やバイクを加工して他人との違いをアピールする習性がある。一方で、あまり高度化され収入のいい職業には就けないという差別を被っている。

それゆえの車エンゲル係数の高さと収入の低さが問題となる。特に不景気の続く近年、種車として社外パーツが豊富で低価格なワゴンRやネイキッド系のバイクを使うことが極めて多い。また、古くから盗品を使う傾向もあり、警察の監視下に置かれているが、被差別民族であるため、差別是正措置の関係であまり強硬な捜査が行われないことがある。

また民族着衣の面でも、秋葉系に匹敵するほど「周囲から浮いているファッションセンス」をしており、わけの分らない店で買った安価な衣服や各種作業着、まったくどこでそんなもん売っているのかわからない「特攻服」と呼ばれる「基本的に上下とも色が統一され、上着の下は肌着」という貧しい服飾を好んでしている。中にはこの民族衣装に自作のポエムを書き込む者もおり、意外と乙女チックな面もあるようだ。ただし世の常としてはどんな民族でも着飾るように、暴走族のの中には、派手に着飾る傾向も見られる。この他、普段着はジャージのような安価なファッションも好まれる。

彼らの民族文化を扱う唯一の雑誌としてチャンプロードがある(他に「ティーンズロード」、「ヤングオート」、「ライダーコミック」があったがいずれも休刊)。この雑誌は田舎のコンビニエンスストアなど地域限定で販売されており、都市部中高生が修学旅行で地方見物に行った際の格好のお土産物になっている。統計的には、何故か暴走族が生息しているとは思えない水準にある、大学の大学生協や書籍部で一定数の売り上げがあることが確認されている。これは、本誌が社会学、特にカルチュラル・スタディーズの研究対象であることを象徴している。この雑誌には、彼ら暴走族の民族衣装や車両の走行性能低下用特殊パーツの通信販売の広告も見られるが、これらも一部地域限定でしか配送されないため、都市部では入手不能である。

民族紛争

暴走族は、その収入の低さのため、深夜民族の礼拝施設ドン・キホーテに巡礼する姿がよく目撃されるが、敵対民族秋葉系の聖地秋葉原にも施設が存在するため衝突が絶えない。この衝突を防ぐために万世橋警察署が職務質問・所持品検査を行っていることはあまりにも有名である。この際、不慮の死亡事故を防ぐために、戦闘能力の低さから武装している可能性の高い秋葉系を狙うことが多いため、秋葉系の中には新天地を求め、聖地秋葉原から池袋の乙女ロードや中野に移住する集団が増えてきたともいわれる。

秋葉原には秋葉系向けの武器商人も存在しており、警察は両民族の散発的な武力衝突をきっかけに三国人(不法就労者を含む)が井戸に毒を流す可能性があるとして、治安の維持に努めている。

ヤンキー

言語面での文化としては、「ヤンキー」と呼ばれる固有言語がある。これは河内弁の「やんけ言い(「乱暴な言葉遣いをする者」の意味)」が変化したものだとも伝えられているが、同時に米帝内に生活するプア・ホワイト民族への友愛を示しているともされる。

プア・ホワイト族は、米帝内では被差別民族として貧しい生活を強いられており、徴兵から逃れる事も出来ないため、第二次世界大戦当時は日本の敵として米帝庶民を表す「ヤンキー(主に蔑称)」として蔑まれ、敗戦後からベトナム戦争当時には多数日本国内にも米帝の兵隊としてやってきたが、この彼らもヤンキーと呼ばれた。そして当時の暴走族が同じく米帝国内で差別を被っている人たちに親近感を覚え、自らの固有言語に「ヤンキー」と名付けたのである。

この言語は彼らの暴走しやすい性格を反映して、酷く乱雑で主語・動詞・形容詞の区別が曖昧なものであり、これを現用の日本語に翻訳する事は難しい。以下に一部ではあるが、判明している語彙を列記する。

族車

特攻服

集会

ツッパリ

夜露死苦

愛羅武勇

怒羅閻悶

伐怒暴威・罰怒亡威

突逸汰悪

仮面雷駄悪・華面雷駄悪

歴史

カミナリ族を参照してほしい。

昭和40年頃の活動は非常に活発だったが、平成に入って以降は若干衰退している。

高齢化

この民族は、酷く短命であることが知られている。元来多産多死の民族である彼らは、古くは平均寿命が20歳前後であった。1980年代ごろにはコイヘルペスなど民族特有の伝染病が知られており、近年では特効薬の開発により平均寿命が改善された。また例外的に長寿の暴走族は、「旧車繪」と呼ばれる暴走族高齢者からなる独自社会を形成する。

しかし近年の医療技術の進歩で寿命の延長が進む一方、近年の日本では彼ら民族文化の発露である「非合理主義的な車両」が整備不良車両として問題視されて禁止されたため、彼らの文化の一端にある「非合理主義的な車両で同民族の異性を誘惑する」という伝統に支障をきたし、新しい世代が生まれない状況が続いて少子化もすすんでいる。

このため日本社会同様に少子高齢化が進行しており、民族会議である集会への参加者も高齢者である30代に手が届く者が中心となっており、この中には旧車繪から「現役復帰」せざるを得ない状況も発生している。このため、暴走族は少数民族の常として、遠からず民族としてのアイデンティティを失う事も危惧されている。

徒歩暴走族

近年、兵庫県の神戸に一方的に対抗意識を燃やしているが相手にもされていない可哀想な地区で祭り等のイベントがあった場合に発生している黒光していて煙たがられる虫みたいな奴ら。

特徴は特攻服を着て、意味の解らない旗を持ち、「●●中(高)一家最強!!」などと、自ら出身校を晒して歩き回ってる可哀想な集団(笑)。

警察が頑張って駆除しているらしいが、当の本人達が免許を手に入れたり、飽きたようで勝手に壊滅してきている。

北海道でもバイクによる暴走行為に代わって冬季の繁華街に出没するようで、珍歩団または珍歩族と称されている。

関連項目


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Last-modified: 2019-10-28 (月) 23:43:54