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ヘタレ

ヘタレは、情けない、臆病な様子や人物を指す俗語である。

ヘタレとは

ヘタレとは以下のような人物を指す言葉として現在は定着している。基本的に男性に対して呼ぶことが多く、下記の条件を満たしてもその人が女性であればまず言われることはない。しかし、指原莉乃のような例外もある。

このことから転じて、元々のポテンシャルは高いが、女性(美女限定)を前にしたとたんにそのポテンシャルがまったく発揮できなくなる、つまり女性の前では上記の状態になってしまう男性のことをヘタレと呼ぶようになった。通常時とこのヘタレ状態と呼ばれるギャップが大きければ大きいほど、ヘタレと呼ばれてしまう。

ヘタレの歴史

ヘタレの歴史は世界の歴史そのものである。そのため、全部を書くととてもここでは書ききれないため、ヘタレの起源と日本におけるヘタレのみを記述することにする。

日本史上で最初に登場するヘタレといえば足利義政。彼は将軍という日本で偉い地位に位ながら妻である日野富子の前ではどうしようもないヘタレであった。しかも彼女はいつも義政の側にいたため、義政は常にヘタレであった。そのヘタレっぷりが、応仁の乱を引き起こした根元である。

ヘタレ武士は戦国時代になるとさらに増加した。もちろん戦国武将になったヘタレも存在する。その代表例が山内一豊である。妻である千代の前ではそれはそれはヘタレであったため、領地の色々な指示を一豊の代わりに千代が出していた、との説もあるとかないとか。そもそも一豊は能なしではないかという説もあるが、少なくとも数々の戦(さすがに千代は戦場にはいない)を生き延びていることから、少なくとも武将としての能力はあることは確かだろう。

結局、これが徳川王朝の財政を慢性的に圧迫し、最終的には徳川王朝は消滅することになるため、徳川王朝が滅んだ原因は将軍家のヘタレっぷりなのである。

最近では、物語の主人公としてヘタレが採用されることも多くなってきた。これはポテンシャルの高い主人公の設定にアクセントを付けるためにヘタレが採用されたのではないかという事が挙げられる。元々能力が高いため、当然美女が集まり、結果としてヘタレ状態の主人公の場面が多くなるため、一件能なしに見えるが、実際の能力は高いのだ。

そのため、「最近の主人公はヘタレなのにモテてむかつく」という嫉妬が自宅警備員からわき上がっているが、元々能力が高いのでモテているのであって、その主人公からすれば、「なんの能力もない奴らに言われたくない」と思っているに違いない。

現代の有名なヘタレ

ここでは知名度の高いヘタレを紹介する。とはいえ、ヘタレの世界も奥深くいろいろなタイプに分けられる。

ポルノグラフィティの「グァバジュース」はまさにそれを表現した曲である。

普段はヘタレ、でもやる時はやる

普段はなよなよしているくせに、肝心な場面ではリーダーシップをとる、典型的な主人公像である。二次元世界に多い。


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Last-modified: 2019-10-28 (月) 23:37:13