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格差社会

格差社会(かくさしゃかい)とは、IMFと世界銀行が推し進めている、世界中の国々に存在している不条理な社会形態のことである。格差社会を克服したは今のところ一つもない。

歴史

原始社会では全くと言っていいほど格差は存在していなかったが、人類の文明が発達するに従って格差が発生するようになった。初期の格差社会は、人口の約1%にあたる貴族が上流階級を形成し、その他の平民を支配するという極端なピラミッド型構造をしていた。その後、平民の中のブルジョワジーと呼ばれる連中が勢力を伸ばし市民革命を行ったため、貴族によるピラミッド型の支配はなくなった。

ところが産業革命の発生によって調子に乗ったブルジョワジー(資本家)が上流階級を形成し、非ブルジョワジー(労働者)を支配する構造が誕生した。その後、そのような構造を破壊しようとする運動(社会主義)も生じたが、格差社会を崩壊させるには至らなかった。20世紀になると、資本家と労働者との間にホワイトカラーなる勢力が生まれ、中流階級の概念が生まれた。こうして、資本主義社会主義という2つの格差社会が生まれ、現在に至る。

資本主義国の格差社会

日本

上の上

上の中

上の下

中の上

中の中

中の下

下の上

下の中

下の下

最下

アメリカ

''上流階級7'

中流階級

下流階級

インド

世界的に見ても極めて厳しい格差社会がある。詳しいことはカーストの項を参考にすべし。

社会主義国の格差社会

社会主義国では格差社会は存在しないことになっているが、それは建前であり、実際には資本主義国よりひどい格差社会が存在する。

中華人民共和国の格差社会

上流階級

下流階級

超下流階級

北朝鮮の格差社会

超上流階級(核心階層)

中流階級(核心階層)

超超下流階級(動揺分子、敵対分子)

ロシアの格差社会

実は上の二つよりも酷いのだが、批判するとプーチン

	

格差社会を克服する方法

社会主義

戦争

災害

アナキズム

格差社会の利点

地球温暖化の抑制

「ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てば、この惑星はどうなるのでしょうか。」
    ~ 格差社会 について、ホセ・ムヒカ ウルグアイ大統領

みんなが平等にゆたかな社会では、みんな大型SUVやら大型ミニバンやら大排気量スポーツカーを買って乗ることができる。しかし格差が進んだ社会であれば、そのような環境破壊車に乗れるのはごくごく一部の富裕層のみになり、大多数の貧民たちは軽自動車やスクーター、自転車にしか乗れなくなる。一方富裕層は一人で数十台のフェラーリやランボルギーニを買うかもしれないが、一人で二台の車に同時に乗ることはできず、結果として排出される二酸化炭素はそれほどでもない。そもそも富裕層がみんなスーパーカーに乗るわけではない。を生む資本主義社会で、を使うのは実にもったいないことである。3000万円の車を買うということは、3000万円を投資して儲ける権利を失うことに等しいのだ。かくして富裕層はLOHAS生活を送り、貧民たちもまた強制LOHAS生活を送るというわけである。地球万歳!

関連項目


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Last-modified: 2019-10-29 (火) 00:40:08