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ゆとり

ゆとりとは、インターネット上に2007年頃突如現れた工作員の一派である。秘密結社最近の若者の分派とされ、悪の組織日教組が行っているゆとり狂育によって訓練されたと噂されるが詳細は不明。主な任務は日本のネット社会の撹乱である。過去には【鍵っ子】【現代人】【新人類】など組織があったが、成長の過程で変貌を遂げて現在に至る。また最近ではさとり世代と呼び、マスゴミ=団塊ジュニア世代がそれを流行らそうと必死である。

ゆとり教育の誕生

ゆとり世代を叩いている連中の9割が団塊ジュニア世代ということをまず頭に入れておいて欲しい。本題に入るとゆとり教育はこれらの世代が学生時代に不登校、校内暴力、イジメ、凶悪犯罪をしまくったことにより「心にゆとりを持とう」という意味合いで長い年月を掛けて発足された。また当時、家庭を省みずフラフラ遊び放けていた親(団塊世代)と子の関係も同時に問題視され、「家族と過ごす時間を大事にしよう」という願いも込められている。その発展として長らく不景気であるために国内旅行の需要も増やすといった狙いも背景にあったようだ。このようにゆとり世代を生み出したのは団塊の自分勝手な都合に過ぎないのである。 

ゆとりの扱い方

2ちゃんねるの一部の板やブログ等では、主要年齢層が団塊ジュニアと言われている事もあり、この言葉は誕生と同時に即座に急速な広がりを見せた。それに応じる様にして老害に堕ちる事と引き替えにゆとりを判別できるファンタジックな能力を持った住人も現れ始め、ゆとりの書き込みに対して「ゆとり乙」「これだからゆとりは~」「ゆとりきめえ」等と間髪を入れずして反撃することを日々繰り返すようになった。また、「~を知らない奴はゆとり」というスレを用いて人類の文化遺産に対する常識を示し、住人の士気を高めている。ただ場合によっては、当のゆとりが「ゆとり」という言葉を使って気に食わない意見に対しレッテル張りをしている事もある為に一概に老害とは言い切れないが、結局レベルの低い人種である事に変わりはない。また最近では「ゆとりと言う言葉は世代ではなくただ稚拙な人間を指す言葉で~」という反論に対する更なる反論のパターンも作られている。但しその場合でも基本的に世代を一括りにした意識があるのが殆どであるのは言うまでもない。

ゆとりと現在

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プライドは高いのに知識は低い成人も多い。

一時は上記の様に一部の場所で猛威を振ったゆとりであるが、近頃はゆとり識別ファンタジックスペサルフォースが活動を縮小したのかどうか、発見の報を聞く事が少なくなった様な気がしなくもない。

というか結局中高年世代の方が無駄に高いプライドを持っていて鬱陶しいとの意見もあり、散々ゆとりとしか言っていなかった結果語彙力の少なさを露呈しているだけだったと謂う訳である。

結局の処、中身が伴わなければ年齢など無関係と謂う事であろう。

こうした新しいレッテルが登場した事で、中高年の馬鹿は批判の矛先が自分に向かう事を回避できる様になっている。社会がどんなに滅茶苦茶になろうが、全部若い連中に責任を押し付けて自分は逃げ切れるのである。少なからず、若者からの竹箆返しを喰らうかもしれぬが、そんな物は些細な事である。然し乍ら、景気の悪化などで安定した老後を過ごして人生を逃げ切れるかどうか不安になってきた為、若者達に「お前らがもっとシッカリしないからこんな大変な事に成ったんだろう」と八つ当たりしている。全く、どの口が言うか。本当にゆとりを取り過ぎていた連中が漸く焦りを見せ始めた様だが、今更気付いたとて覆水盆に返らず、既に若者に芽生えた反感憎悪を最早消し去る事は出来なくなってしまった。という意見もあるが、ゆとりの大半は、東大卒の評論家・東裕紀の言うように動物化しており、知識や知性を重要視せず、感情のみを優先事項とする。その結果、「エロゲは、やっていて当然」とか、「理系はダサい」などという、社会通念を逸脱する奇異な発言をする。団塊世代が左翼思想に染まっていた反発から、イデオロギー面では歓迎すべきこと保守派が多いが、刹那的であるがゆえに、長期的視野で物事を考えることが出来ない。表面的なものしか見えなくなっている。2008年のリーマン・ショック以降、デフレを引き起こしたのも、経済学のイロハも分からないゆとり世代による匿名掲示板での煽りの書き込みが一因だ。

ゆとりの現実

何かと冷ややかな目で見られがちなゆとり世代だが、その人生はやたらぬるま湯である。

生まれた直後にバブル崩壊

教育崩壊

大学全入時代

高い就職率

ゆとり教育は失敗なのか?

そもそもゆとり叩きはネットにおける団塊ジュニア世代のステマ、憂さ晴らしに過ぎず、学力の低下なんていうのも相対的に見れば大嘘である。むしろ学校での授業時間が短縮されたことにより、塾通いが爆発的に増加、入試のレベルも受験戦争なんて騒がれていた団塊ジュニア世代の時代と比較しても飛躍的に上がっている。当初の狙いであった治安に関しても犯罪数は年々減少(人口辺りの発生率で見ても。それも多くは当時にはなかったネット犯罪が主要)している。他にも肉体的、精神的耐性が無いなど無理矢理リンクさせて叩かれているようだが、スポーツのレベルに関しても、昔とは比較にならないほど世界の大舞台で活躍する若者が数多く存在している。厄介なことにマスゴミの中核が団塊ジュニア世代に当たるので、何かに付けて目の敵にされるのは取材、企画を退くまでのあと数年は続くかもしれない。このように若さを失い、老害と化した団塊ジュニアが大昔から存在する「最近の若者は~」の代名詞として「ゆとり」を用いるに過ぎないのである。

脚注

関連項目


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Last-modified: 2019-10-28 (月) 23:19:09